職員紹介

所属 | 融資部 業務支援課 |
入団年 | 2020年 |
出身校 | 神田外語大学イベロアメリカ言語学科 |
現在の担当業務

静岡県焼津港でのまぐろ水揚げ風景
水産庁の委託事業である「科学オブザーバー調査分析事業」と、海外漁業協力財団の機関誌『海外漁業協力』の編集に携わっています。前者はかつお・まぐろ類資源の持続的な利用の実現を目的とした事業で、科学オブザーバー(日本のまぐろ漁船に乗船し、資源評価のための科学データなどを収集する役割を担う)の育成や配乗、収集されたデータの確認などを行っています。私は水産のバックグラウンドがないので、見るもの聞くもの全てが新鮮です。業務支援課の皆さんに助けていただきながら日々業務に取り組んでいます。
入団を決めた理由・きっかけ

インドネシア人オブザーバーに対する Webブリーフィングの様子
大学生の頃から国際協力の道に進みたいと考えていましたが、入団を決めたのは大学を休学してアフリカのモザンビーク共和国で2年間過ごしたことがきっかけです。在外公館派遣員という制度で在モザンビーク日本国大使館に勤務しました。現地での日々の生活とモザンビークの人々と仕事をする中で、「語学以外の専門性を持って相手国と関わりたい。」と感じ、自身の興味関心と、日本と相手国の双方にとって協力を必要とする分野は何かを考え、水産分野に挑戦してみようと思いました。アフリカを含め、世界各地でプロジェクトを実施していることも魅力的でした。
ある日のスケジュール

モザンビーク大使館の同僚と(中央筆者、2018年)
9:30 | 業務開始 メールなどの確認、水産系新聞での情報収集 |
10:30 | 機関誌の原稿校正 |
11:30 | 業務支援課内の打ち合わせ |
12:00 | 昼食休憩 |
13:00 | 機関誌の編集作業 |
14:00 | 科学オブザーバー調査分析事業オンラインミーティング |
15:30 | 科学オブザーバー調査分析事業の資料作成 |
17:30 | 終業 |
学生のみなさんに一言!
コロナ禍で、思い描いていた大学生活を送れずに悔しい思いをしている方も多いかと思いますが、大学を卒業した後でも、学びの場や海外へ飛び出すチャンスはあります。学生の間は、学校外にもアンテナを張り、できるだけ多くの情報に触れていろんな可能性を知っておくことが大切かと思います。就職はゴールではないので、未来の自分が好きな国でやりたいことができているよう、学生時代にやり残したことをバネに頑張ってください。