財団は、1973年の設立以来、海外の地域における水産業の開発、振興や国際的な資源管理に資する
海外漁業協力事業を行い、我が国漁業の海外漁場と安全操業の確保、我が国への水産物の安定的な供給の確保に貢献することを、その目的として活動してきました。
この間、人間活動による地球環境への負荷は極めて大きなものとなり、環境の保全とその下における持続可能な社会の実現は、今や世界の喫緊の課題となっています。このような背景の下、財団としても、持続可能な社会に一層貢献していくことを念頭に業務を推進していくことが重要と考え、今後取り組むべき方向性を
コンセプトペーパー(素案)に取りまとめました。
財団は、持続可能な社会の実現に貢献する協力・支援を推進し、経済発展と地球環境保全の調和の下での持続可能な漁業の実現を目指します。